津山中学校2年生が職場体験にやってきました。

10月19日、3人の中学生がビーハッピーに職場体験にやってきました。
仕事をするのも障がい者と一緒に働くのも、何もかもが初めて尽くしの1日です。
まずは即席で覚えてもらった手話を使って、ビーハッピーのみんなにご挨拶。
初めての手話とは思えないくらい、上手にできていました。
挨拶が済んで、いよいよ作業の開始です。

この日やってもらう作業はお試し体験ではなく、
3人が作るのは実際のお客様のお手元に届ける商品である事を伝えると、
一層引き締まった表情になりました。
支援員の説明を聞き作業開始。最初は恐る恐る、でも慣れてくると
『●●を始めます』『●●が終わりました』など、ビーハッピーでは定番の
声掛けも大きな声でできるようになりました。
ビーハッピーのメンバーも、3人に負けないようにと、いつもより張り切って一緒に作業を頑張れました。
3人が一生懸命に作った商品、手にしたお客様に喜んでいただける事でしょう。

 

令和4年度アビリンピック岡山大会清掃競技部門入賞

去る7月4日(土)に開催された、
令和4年度アビリンピック岡山大会清掃競技部門に、ビーハッピーから4人の選手が出場し、
髙田誠君が見事に銅賞を受賞しました。
アビリンピックとは、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用開発支援機構が
開催している大会で、障がい者が日頃培った技能を、
互いに競い合う事で職業能力の向上を図る事を目的としています。
髙田君は昨年まで4年連続で出場していましたが、今年はアビリンピック岡山大会入賞を
年初目標に掲げていたので、見事目標を達成する事ができ、喜びもひとしおでした。
残念ながら入賞を逃した出場選手も、自分の力を出し切って頑張ってくれました。
その姿は、ビーハッピー全員の励みとなりました。

2020年オリジナルカレンダーを作りました!

山田養蜂場では、お客様のお誕生日に合わせて、お祝いのお手紙を送っています。

そのお手紙に同封する花の種入り封筒は、ビーハッピーのメンバーがお祝いの気持ちを込めて1つずつ丁寧に手作りしています。

その封筒の表面は、ビーハッピーのメンバーが描いた花の絵が使われるのですが、花ごとに2人分のイラストしか採用されません。でも採用されなかった絵も力作ぞろいで、このまま眠らせてしまうのは勿体ない、と考えてビーハッピーオリジナルのカレンダーを作りました。このカレンダーを見ながら、1年間みんなで頑張っていきます!

カレンダーに掲載した絵をご紹介します。ご覧ください。

<飯田裕也(ラベンダー)>


<山本修(ラベンダー)>


<上 澁谷みどり(ポピー)、下 山根暁(れんげ)>


<右 中尾康了(アスター)、左 本田洋幸(アスター)


<左 池口充徳(れんげ)、右 梶洋暢(ラベンダー)


<武藤有哉(スイートアリッサム)>


<上 大西晃(アスター)、下 松田彩花(アスター)>


<福島翔(ポピー)>

 

香々美小学校の生徒が見学に来ました!

10月25日木曜日、ビーハッピーの近くにある「香々美小学校」の3年生7人、

4年生6人がビーハッピーの見学に来てくれました!

生徒の皆さんには、まず最初に手話で

「こんにちは」「よろしくお願いします」「ありがとうおございます」

の3つを覚えてもらいました。
作業室に入ると大きな声とともに、手話で「こんにちは!」と元気な挨拶ができました! (*^-^*)

 

 

 

 

 

 

さっそく2つのグループに分かれて見学スタート。各業務を担当する支援員やメンバーが業務の手順や、

ミスを出さないために気を付けている事、またどんな想いを持って仕事をしているかを説明すると、

真剣な表情で聞き入っていました。ミツロウろうそく作り、はちみつや詰め替え袋のラベル貼り、

花の種封筒作りなど、初めて見るとあって、興味津々のまなざしで、業務の様子を見ていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中からは「ぼくもやってみたい!」と、とても前向きな声も上がりました!
中には、「ここで働きたい!!」という、気の早い生徒も(*^-^*)

ビーハッピーのメンバーも、生徒たちが喜んでくれて、とても嬉しい気持ちになりました。
短い時間でしたが、生徒の皆さんも、我々ビーハッピーの社員も、みんな笑顔で、楽しく、

有意義な時間を過ごしました。

 

 

 

ビーハッピーのメンバー 山根暁さんの作品がパリで展示される事になりました!

ビーハッピーのメンバー、山根暁さんの作品がパリで開催される、『アール・ブリュット・ジャポネⅡ展』で展示されることになりました。

アール・ブリュット展は、正規の美術教育を受けていない人々が、伝統的な文化や社会の潮流に流されることなく、独自の発想と方法により制作した作品の展示会です。今回は日本の作家に焦点を充てた展示会の第2回目です。

1回目は12万人もの方が来場し大盛況となりました。2回目となる今年は、日本から52名の方の作品が展示されることになり、その中の一人に、ビーハッピーの山根さんが選ばれたのです。

その作品というのが、このロボットたちです。およそ15㎝という大きさながら、指の11本が動かせるという緻密さです。このロボットたちは専門的な素材で作られているのではなく、バインダーのプラスチック部分や、ケーキやお菓子の袋を留めるのに使われているカラータイなど、身の回りにある素材を使っているのです。

それらの素材を、カッターナイフやはさみ、カラーマジックなど、どこの家庭にでもある道具を使って、作り上げています。もちろんロボットのデザインは山根さんのオリジナルで、まさにアイデアと発想力で作られた作品といえると思います。

山根さんが創作を始めたのは3~4歳のころからで、当時から身近にある空き箱や割りばし等を切り貼りして、おもちゃやご両親へのプレゼントを作っていたそうです。ちょうどそのころ山根さんは発達障害と診断されました。

小・中学校では人との関わりやコミュニケーションが苦手だった山根くん。心の支えとなったのがモノづくりでした。テレビで見るような、かっこいいロボットを自分で作ることができたら、、、そんな思いでロボット作りを始めました。切り取ったパーツをただ組み合わせるのではなく、ロボットの関節が自由自在に動き、色んなポーズが取れるよう工夫したのも、少しでも自分の理想に近づけたいという思いがあったからなのです。

家族の後押しもあり、山根さんは作品展に積極的に出品するようになりました。そして去年岡山県で開かれた『きらぼしアート展』に出品、入賞した作品が、アール・ブリュット・ジャポネの現地選考委員の目にとまったのです。

また山根さんの創作は、ロボットだけに留まりません。毎年のお正月、ビーハッピーの玄関には山根さん手作りのミニ門松を飾っています。また毎年、オリジナルキャラクターが主役の手作りカレンダーを持ってきてくれ、担当チームのスケジュール確認にも活用されています。

山根さんのお母さんは、パリで展示されることを喜びつつ、以下のようにおっしゃっています。

『日常でたくさんの人たちが、何かを一緒にやっている事を表現したいのかなと思う。ロボットだけど、一緒にバレーボールをしているシーンを作ってみたりだとか、人とコミュニケーションをとることが難しい子なんですけど、そういうところに憧れを感じているのかなと思う』。

ロボットへの憧れやコミュニケーションへの憧れから始まった山根さんの創作作品は、これからは、多くの人たちに夢と希望を与える作品になっていくのかもしれませんね。

※『アール・ブリュット・ジャポネⅡ展』 

  開催場所:パリ市立アル・サン・ピエール美術館

  開催期間:2018年9月8日~2019年3月10日

2018年度アビリンピック岡山大会に出場しました!

6月20日、今年もアビリンピック岡山大会に出場しました。

アビリンピックは、障害のある方々が日頃職場などで培った技能を競う大会です。

今年も「ビルクリーニング」に3名、「オフィスアシスタント」に1名の選手が出場しました。

昨年は両競技ともに3位入賞を果たした競技です。

今年は県大会に優勝して、沖縄で開催される全国大会に出場することを目標にしていましたが、

選手たちの健闘もわずかに届かず、入賞とはなりませんでした。

結果として悔しい結果になりましたが、優勝を目指してみんなで知恵を出し、声を掛け合い、

練習を頑張った選手はもちろんのことですが、選手たちをサポートした

メンバー全員の努力とチームワークは、今後の業務にも必ず活かせるものと思います。

選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。来年も頑張りましょう。

 

鏡野中学 職場体験を実施しました!

6月6日、鏡野町にある鏡野中学校の生徒4名が、ビーハッピーに体験学習に来ました。

生徒のみなさんは、初めは緊張の面持ちでしたが、覚えたての手話で自己紹介して、

ビーハッピーのメンバーから拍手がわくと、笑顔になって緊張も少しほぐれたようです。

見よう見まねの手話を使いながらの朝礼が終わると、いよいよ仕事のスタートです。

 

 

 

 

 

 

 

今回は、お中元用ギフト商品の箱作りとセット組み、そしてミツロウを使ったろうそく作りの

業務に入ってもらいました。

もちろん、他のメンバーと同じく、それぞれの作業で何個仕上げるか、目標をもって取り組んで

もらいましたが、どれも慣れない作業のため、最初はみんな四苦八苦していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ろうそく作りでは、最初はうまく巻けず失敗もありました。

でも支援員やメンバーからアドバイスを聞いてやっているうちに、少しずつコツを覚えたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギフトのセット組では、賞味期限の確認や傷や汚れの確認など、品質にも意識をした作業にも

取り組むことで、お客様のことを考えて仕事をすることの大切さを学んでもらいました。

作業を終えた生徒たちは、障がい者の方が障害を感じさせずに、個人個人の目標をもって、

仕事に打ち込むメンバーの姿に驚き、自分たちより早くきれいに仕上げるメンバーに感心していました。

短い時間でしたが、生徒の皆さんにとって、仕事のこと、障がい者のことを知っていただく

機会になり、ご家庭や学校でも話するきっかけになっていれば、とてもうれしく思います。

プロ意識を誇りに。障がいがあっても、多彩に挑戦できる環境を!

障がいを持ちながら働く社員たちの業務環境を改善するため、新たな作業機械を導入したい!

 

クラウドファンディングを利用して、花の種入り封筒の「糊付けと封印」に使う機械を増設したいと考えています。

ご支援頂ける方、ご興味がある方は、下記のリンクボタンから詳細を御覧ください。