6月6日、鏡野町にある鏡野中学校の生徒4名が、ビーハッピーに体験学習に来ました。
生徒のみなさんは、初めは緊張の面持ちでしたが、覚えたての手話で自己紹介して、
ビーハッピーのメンバーから拍手がわくと、笑顔になって緊張も少しほぐれたようです。
見よう見まねの手話を使いながらの朝礼が終わると、いよいよ仕事のスタートです。
今回は、お中元用ギフト商品の箱作りとセット組み、そしてミツロウを使ったろうそく作りの
業務に入ってもらいました。
もちろん、他のメンバーと同じく、それぞれの作業で何個仕上げるか、目標をもって取り組んで
もらいましたが、どれも慣れない作業のため、最初はみんな四苦八苦していました。
ろうそく作りでは、最初はうまく巻けず失敗もありました。
でも支援員やメンバーからアドバイスを聞いてやっているうちに、少しずつコツを覚えたようです。
ギフトのセット組では、賞味期限の確認や傷や汚れの確認など、品質にも意識をした作業にも
取り組むことで、お客様のことを考えて仕事をすることの大切さを学んでもらいました。
作業を終えた生徒たちは、障がい者の方が障害を感じさせずに、個人個人の目標をもって、
仕事に打ち込むメンバーの姿に驚き、自分たちより早くきれいに仕上げるメンバーに感心していました。
短い時間でしたが、生徒の皆さんにとって、仕事のこと、障がい者のことを知っていただく
機会になり、ご家庭や学校でも話するきっかけになっていれば、とてもうれしく思います。