9月1日・10月6日の2日間、鏡野町にある香々美小学校の3・4年生15名が、ビーハッピーに体験学習に来てくれました。元気良くやってきた子供たちは、手際よくエプロンに着替え、マスク・帽子を装着して少し緊張の面持ちです。
始めに、「ビーハッピーはこんな所なんだよ!」「こんな人(障がい者)が働いているんだよ!」と説明しました。みんな、きちんと話す人の方を向き真剣に聞いていました。
ビーハッピーでは“あいさつ”をとても大切にしています。小学生たちにも大きな声であいさつをする事と、手話で「おはようございます」「ありがとうございました」をみんなで練習しました。手話の動作の意味を伝えると、みんな「へ~そうなんだ~」と、抵抗なく手話に入ることができ、すぐに覚える事が出来ましたv(^^)v
そして、いよいよ見学スタート!!
と行きたい所ですが、作業室に入る前には、衣服に付いたゴミやホコリをしっかり取らなければいけません。なぜなら、お客様が直接口に入れるはちみつのビンなどがたくさんあるからです。「トルミング」という、掃除機の様な機械を使って体をキレイにします。みんな初めて使う機械に戸惑っていましたが、みんなで助け合って楽しみながらキレイに出来ました◎トルミングが終わったら、いよいよ作業室へ…。
みんな整列をして、「おはようございます!!」と覚えたての手話と大きな声で、元気にあいさつが出来ました(^-^)b すると、ビーハッピーのメンバーからも負けないくらい大きな声が返ってきて、みんな嬉しそうでした!!
手話<おはようございます>
- まず、片方の手を握ってこめかみのあたりまで持ち上げたら、すっと下におろします。枕から頭を離す、という動作で「朝」を表わします。
- 胸の前で、両手の人差し指を向かい合わせ、第二関節のあたりから同時に曲げます。指を人に見立てて、お互いにおじぎをする動作で「あいさつ」を表します。
- ①と②を続ける事で、朝のあいさつ、つまり「おはようございます」を表わします。
まずは、<単発チーム>
“プロポリス”という商品の詰替え袋に賞味期限シールを貼る作業を見てもらいました。支援員さんは、「仕事をやりやすくする為に50ずつ小分けにしてカゴに準備しているんだよ」とか、「シールを正しい位置に貼らないと、機械に通したときに読み取れなかったりするんだよ」など、わかりやすい言葉で説明しようと頑張っています。小学生のみんなも集中して聞いて、なるほど!!と納得顔。手早くシール貼りをしているメンバーに見入っていました♪
次に、<梱包作業>
山田養蜂場の商品とお手紙を一緒に箱に入れて、お客様へお届けする作業です。梱包では、1つ1つ真心を込め、そして、お客様へ間違った商品が届かない様に、色んな人の目でしっかり確認をしている事を伝えました。みんな、メンバーの梱包のスピードに驚いていました\(◎o◎)/
最後に、<ろうそくチーム>
まずは、ロウソクとなる巣礎に興味津々。ミツバチがはちみつを食べて体の中で作られるロウで出来ていると聞いてまたまたビックリ。そして、それをカットしたものを巻いていくのですが、巻き方のコツやメンバーがどれだけ速く巻いているのかを実際に見てもらいました。その早業に「すご~い!!」と驚きの声が上がりました。ローソクチームのメンバーも嬉しそうでした。
実際に、体験してみよう!!ということでツリー巻きを1人ずつ体験してもらいました。巻き方を支援員さんに教えてもらいながらでしたが、なかなか難しかったようで真っ直ぐに巻けなかったり、底にくる面がボコボコになってしまったりと苦戦していました(>_<;)ロウソクが倒れないように、何度もやり直しをしながら巻きました。
最後にはみんな“合格”をもらうことが出来ました!! お土産として持って帰ってもいいよ♪というと、みんな大喜びv(^-^)v 自分で作ったろうそくを持って、みんなで記念撮影☆
見学が終わった時には、「ありがとうございました」と手話を使ってあいさつが出来ました。
生徒さんは、みんな素直で明るく元気いっぱい!!私たちはその元気をわけてもらったような気持ちになりました。ビーハッピーで見た事・聞いた事・学んだ事をお家の方やお友達に話をしてくれていると嬉しく思います。そして、あいさつで使った手話もいつか、どこかで、役に立ってくれると嬉しいです。