5.6月は「れんげ」
7月は「クローバー」
そして、8月は「ひまわり」の絵になっています。
蛍光色でとても明るいオレンジ色です。
ひまわりの近くにみつばちが飛んでいて、とても夏らしい絵になっていますよ!!
今日もさわやかな笑顔で、メンバーは作業を頑張っていますb(^-^)d
「プロポリス300」という商品の詰替え袋に賞味期限シールを貼る作業を行っています。この作業は、1人が50枚単位でシールを貼っていきます。
決まった位置に“正確”に貼らなければ、機械で印字された日付がシールからはみ出てしまいます。その場合、一旦、中を取り出した後新しい袋に貼り直しになってしまうので、とても神経を使う作業です。
午前の目標は、4800枚!!メンバーは、タイムを計りながら丁寧に貼っていきます。速い人は、50枚を2分切るスピードで貼っていきます。1枚を貼るのに、2.5秒以内の早業です\(>o<)/
午前中に4800枚貼り終え、目標達成!!さらに、この日は午後から他のメンバーも加わり更に4800枚を仕上げました。とても神経を使う仕事ですが、みなさん頑張っていました!!お疲れ様でした!(^-^)!
6月に発売になった「飲むはちみつ酢」の計量カップの封入作業をビーハッピーで行っています。
まず作業を効率的に進められる様、支援員がチャック袋、バーコードシール、計量カップをそれぞれ100ずつ準備します。
メンバーの作業内容は、
① | 透明なチャック袋にバーコードシールを貼付 |
バーコードシールを貼る位置は、表側の右下。ズレないように正確に、素早く貼っていきます。 | |
② | 計量カップ封入 |
表側に計量カップのメモリがくるように入れます。この時、容器に汚れがないか目を光らせています。 | |
③ | チャック止め |
チャックを止める時は、中の空気を抜きながら止めて1個完成です。 |
作業が終わった時には、それぞれの資材に余りはないかチェックして貼り忘れや封入モレがないか最終確認をしています。作業の正確さと効率や時間短縮を意識し、メンバー・支援員は日々心を込めて作業を行っています。
6月9日(木)と10日(金)の2日間、地元の2つの中学校より10名の中学生が、ビーハッピーに職場体験学習の一環でやってきました。
作業に入る前の生徒たちは、障がい者の方が多く働くビーハッピーに対して、「手足が不自由で、元気がなく、老人ホームや介護をしている雰囲気の会社。」「耳の聞こえない人がいる。」「誰ともきちんと話すことが出来ず、接しにくい。」など、暗いイメージを持っていたようです。
ビーハッピーの1日は手話を使った朝礼から始まります。生徒たちにも朝礼から参加してもらいました。
朝礼では、緊張した面持ちの生徒たちに、先ず事前に覚えてもらった手話で自己紹介をしてもらいました。それを見たビーハッピーのメンバーから「すごいね~」という声とともに大きな拍手がわくと、生徒たちにも笑顔が戻り、一気に明るいムードに!!
その後も続く手話での朝礼中も、見よう見まねで手話を使う生徒さんも続出しました。
さあ、朝礼が終わり作業の始まりです。今回は、父の日に向けたギフトセット作りやバウムクーヘンの箱詰め、新発売の「飲むはちみつ酢」につける計量カップの袋入れなど、盛りだくさんの内容でしたが、障がい者が中学生に付いて作業方法から片づけまでを、言葉と実践して見せながら伝えて、全てをミスなくやり切ってくれました。
今回、私たちが生徒たちに課した目標は、
「しっかり声を出して返事をする。」
「作業の始まりと終わりには必ず聞こえるように報告をする。」
です。思春期まっただ中の中学生にとっては、声を出すこと自体が恥ずかしい年頃ですが、チームで仕事をする上でとても大切な事であり、みんなの士気が上がり、ミスも減り、全員で情報共有が出来るというプラスの面を伝えました。中には頷くだけの生徒さんもいましたが、作業が終わった時に「ありがとうございました!」と大きな声でしっかり挨拶ができるようになっていました。
生徒たち最後の感想は、思っていた以上のものでした。「誰もが、しっかりコミュニケーションがとれて、協力して働けたことが嬉しかった。」「説明もすごくわかりやすかった。」「手話も何となくわかった。」「いきいきと仕事をしていてすごかった。」という言葉をいただき、生徒たちにとって意義のある時間になって良かったとホッとしました。
今回の職場体験学習は、一生懸命に作業する中学生と、ビーハッピーのメンバーの「教える」ことを通して成長した姿は、望外の喜びと感動を私たちに与えてくれました。
これからも機会があれば、こういった取り組みを続けていきます。
また生徒さんが、ご自宅でビーハッピーでの体験を楽しく話してもらうことで、
ご家族の方にもビーハッピーの内容が正しく理解される事を願っています。
4月22日(金)伊原木岡山県知事が訪問されました。 岡山県では、「第3期岡山県障害者計画 だれもが輝く☆おかやまスマイルプラン(平成28年度~32年度)」を策定し、障がいのある人に雇用促進や総合的な就労支援の取り組みをされています。 今回、障がい者雇用に積極的取り組んでいる弊社を視察し、今後の施策の参考にしたいということで来社されました。
作業の見学の中で、はちみつのビンにラベルを貼る作業では、はちみつ、シールを全て20個単位で準備し、その単位の中で貼り忘れがないかを確認していること、発砲スチロールを利用してメンバーが作った作業台を使い動かないように固定して貼っていることなど、工夫している点に大変感心されていました。
伊原木知事の「仕事を始めたころと今では、どんな違いがありますか。」という質問に「箱作りを任されるようになってから、検印シールの貼り忘れがないかなど、しっかり確認をして作業をするようになりました。」と緊張のあまり頭の中は真っ白だったと後で本人は言っていましたが、自分の言葉できちんと受け答えができていました。
梱包作業では、流れるような手の動きを見て、大変驚かれていました。
ストップウォッチを使用し、自分のタイムを計って記録している点にも注目され、一人一人が目標を持って作業に取り組んでいることにすばらしい事だと褒めていただきました。
ろうそく巻きでは、一人が10本を3~5分で巻き、一日に800本~1,000本を作製しています。知事もろうそく巻きに挑戦されました。メンバーが簡単そうにスルッと巻いている様子をご覧になり、同じように巻けるイメージを持って巻かれたのですが、意外に難しく、出来上がった作品は「起き上がりこぼし」のように底がグラグラと揺れてしまいました。ここでも、手先の器用なメンバーのことを知っていただくことができ、頑張っている姿をしっかり見ていただけました。
「明るい職場ですね」と伊原木知事がビーハッピーの印象をお聞かせくださいました。
ビーハッピーでは、色にこだわり、ロゴマーク、ユニホーム、休憩室のイスなどにも、いろいろなカラーを使っています。「みんな違って、みんないい」という意味も込めています。元気な挨拶や報告の声からも「明るい」という印象を持っていただけたのかもしれません。
マスコミ各社も取材に来られ、10人以上の報道及び県庁関係者の人数に圧倒され、メンバーも支援員も初めての経験にドキドキ、ワクワクの中で業務についていました。
一人一人にスポットライトを当てていただき、従業員一同、更なる励みとなりました。
マネジメント特別賞
山田養蜂場では、表彰制度を通して従業員同士がお互いを褒め合う雰囲気を社内全体に浸透させていくために、実績を出されている方、常に頑張っている方、業務に対する姿勢が従業員のお手本となる方などを社内で推薦し、それをもとに、月に一度行われる全社活動報告会にて表彰を行っています。
2015年6月23日、ビーハッピーは、親会社である山田養蜂場より表彰してもらいました。これを励みに、更に頑張っていくことを全員で決意しました。
賞状の内容は以下の通りです。
「表彰状 マネジメント特別賞」
株式会社ビーハッピー殿
社会で、何らかの労働によって収入を得られる障がい者は、わずか1%もおられません。ビーハッピーは、そのような障がい者が、仕事を通じて社会に参加できる場所を提供してゆくために設立された、山田養蜂場グループの特例子会社です。
ビーハッピーでは、職場という社会において、従業員が持つべきルールをわかりやすい言葉にしております。
一つ目は、人の話が素直に聞けること。二つ目は、いつでも、誰とでもしっかりと挨拶が出来ること。三つ目は、働くことへの感謝が出来ること。四つ目は、商品への愛情がもてることです。
このように目標としていることは、健常者であっても障がい者であっても、人としてできているのが当たり前のことばかりです。しかし、ビーハッピーが偉いのは、その当たり前のことに、情熱をもって取り組まれていることです。
この4つは、健常者である山田養蜂場の従業員の中にも、出来ていないのではないか、と心当たりのある方もいらっしゃるでしょう。難しい仕事と違って、当たり前のことは簡単だと思って疎かにしがちなものです。しかし、この当たり前の事を情熱をもって根気よく続けることしか、人や組織にとっての成長はありません。
ビーハッピーにもう一つ偉いなと感じるのは、この4つの目標を達成できるように、スタッフや支援員さんが自分たちで様々な仕組みを工夫している点です。
例えば、20日間連続で目標を達成した人は、努力賞として表彰されるという仕組みも、シンプルですがよくできています。19日連続で達成できていても、最後の1日で少しのミスがあれば、容赦なくゼロから再度挑戦するというように、形式的な仕組みではなく、厳しいからこそ皆が真剣に目標に向かって、達成感が得られるようになっています。
また、「良い事」を自ら進んで行っている人に、メンバー間でポイントを与えあう「ハッピーポイント制度」というのも、みんなが「良い所さがし」をする組織風土を、自然に作っていける良い仕組みだと思います。
これらはすべて、他の幹部の方々にも見習って欲しい工夫だと思います。
私は、人生の中で最も多くの時間を過ごす「職場」こそ、実は人間的にも大きな成長のできる場だと思っています。ビーハッピーでは、その人間的な成長のための目標を明確に定め、毎日挑戦してこられたのです。
これからも一人の人の可能性をどこまでも信じて、健常者のお手本ともなる文字通りみんながハッピーになる職場環境作りに頑張っていってください。
ビーハッピーの皆さんのこれまでの努力を讃え、これからの新たな挑戦に期待して、ここにマネジメント特別賞として表彰いたします。
2015年6月23日
株式会社山田養蜂場
代表取締役社長 山田英生
2016年も、早1ヶ月が過ぎようとしています。
1月5日の互礼会で山田養蜂場グループでは、今年のテーマは「勝負の年」とし、勝ち負けを重視した仕事をしていこうという話がありました。それを受けてビーハッピーでも一人一人が今年の抱負をみんなの前で発表し、ボードに貼りました。みんなに見てもらいモチベーションを上げていく為です。
いくつか紹介します。
・報告、連絡、相談を大きな声で言う
・責任を持って作業をする
・しっかり確認し、ミスのない作業をする
・手話を今よりも使い、皆と会話をする
ビーハッピーでは、色々な人の目で確認を行い、ミスを未然に防ぐ様に取り組んでいます。お客様に心のこもった商品をお届け出来る様、みんなで一致団結して頑張っていきたいと思います!!
11月15日、地元鏡野町にて【かがみのハーフマラソン&健康マラソン大会】があり、ビーハッピーからメンバーの谷口くんと(私)早瀬が出場しました。今年は、鏡野町合併10周年記念&第10回目という記念すべき大会で、ゲストランナーに千葉真子さんが来られていました。
前日は大雨&雷という悪天候でしたが、当日は雨も上がり暑いと感じるほどで絶好のマラソン日和でした。種目は、ハーフ・10キロ・5キロ・3キロとあり、出場者は約900人。うち、山田養蜂場グループから約40人が「みつばちチーム」というチーム名で参加し、お揃いのTシャツを着て走りました。
沿道には、ビーハッピーの仲間が応援にかけ付けてきてくれ勇気付けられました!!順位はあまりよくありませんでしたが、何より二人共『完走』することが出来て良かったです。
参加した谷口くんに、出場後に質問をしてみました~♪
<Q1>今回で4回目の出場でしたが、なぜ4回も出ようと思ったのですか?
谷口くん→1回で出場してやめるのはもったいないと思って今まで参加してきました。そして今回、4回目も出場することにしました。
<Q2>マラソンに出場しようと思ったきっかけは何ですか?
谷口くん→ビーハッピーの代表として出場しなきゃと思って参加しました。
<Q3>今回、走ってみての感想を教えて下さい。
谷口くん→3キロの完走が出来て嬉しかったです。
私は、5キロの部に参加しました。(昨年は3キロに出場)学生時代は中距離を走っていました。10年間走ることは無かったのですが、良い機会をあたえていただき参加させていただく事にしました。
今後、ビーハッピーから出場するメンバーが増えてくれると嬉しいです。